言ってることは間違ってないのに、後味が悪いとき
正しさを捨てずに、安心感を守る方法
子どもにちゃんとしてほしくて言っただけなのに。
結局子どもは泣いたり、黙り込んだり、しょんぼりしたり。
いやいや、こんな顔をさせたかったわけじゃないのに、なんでこうなっちゃったんだ?
って思ったことないですか?
私は、ありました。多分五千回くらい。
子どもって
何度言っても聞かないし
注意しても結局またするし
ルールなんてどこへやら
当たり前のことをやらなかったりする。
だからこっちも一生懸命、教えようとするんですけど。
「なんで家出る前にトイレ行かないの」
「約束守れないなら、もう二度と来ないよ」
「泣いてるだけじゃわからないよ」
言ってることは、間違ってない。
でも正論で詰めたあとって、なんかめちゃくちゃ後味悪いんですよね。
言い合いしたかったわけでも、
子どもを泣かせたかったわけでもない。
ただ、大切なことを伝えたかっただけ。
「ママはあなたの味方」ってことは変わらないまま、 教えたかっただけなのに。
当たり前に正しいことを言ってるだけで
なんで私もこの子も、こんなにしんどくなるんだろう?
って以前、めちゃくちゃ悩んだんです。
本当は責めたかったわけじゃない
それで考えて考えてたどり着いた結論。
それは、正論が悪いわけじゃないということ。
危ないことは危ない。
約束は約束。
時間には限りがある。
世の中のルールには、守った方がいい理由がある。親として、それは伝えていきたい。
ただ問題は、
焦ってる時の正論って、 正しさだけじゃなくて、 親側の『気持ち』まで一緒に乗っちゃうってことでした。
「こうするほうがいいんだよ」より先に、
「時間がないから早く動いてほしい」
「何回も同じこと言いたくない」
「言ってることを理解してほしい」
「私の話をちゃんと聞いてほしい」
「もう、とりあえず従ってくれ……」
みたいな気持ちが乗ってしまう。
いやまあ、
おんなじことを何回も言わされたり
事前に忠告しといたのに無視したり
夕方グズるのに昼寝は渋ったり
危ないって言ってるのに高いとこからジャンプしたり(以下略)
親として「いや、もういい加減に言うこと聞かんかい」っていう思いが出てくるのも、自然だと思うんですけど。
だけど、この気持ちが前のめりに出てくると、
言っている内容は正しいんだけど、
言い方が責め口調になっちゃったり、
逃げ道がなくなるくらい理詰めしたり、
昔のことまで引っ張り出したり、
みたいなことになりがちなんですよね。
そうすると、本当はその奥にあった
「心配だった」
「時間がなくて焦ってた」
「わかってもらえなくて悲しかった」
という気持ちが、
強い言葉の後ろに隠れてしまう。
それで子どもには「怒られた」っていう気持ちが強く残って、親としてもなんか後味悪いことがあるんだと思うんです。
正論の前に、気持ちをひとつ見つける
だけど正しいことは教えていきたいし、どうすればいいんだよ〜!
っていうのが、私たち親の悩みどころなんですけど。
私がやっている、余裕がない時でもできる、簡単なコツが1つあります。
それが、
正論を言う前に、『今の私の気持ち』をひとつだけ見つけること。
「もう出る時間って言ったでしょ!」の前に、
「あ、私、今焦ってる」
「何回言ったらわかるの?」の前に、
「私、 話を聞いてもらえなくて悲しかったんだ。」
「毎日ゲームなんてしていいわけないでしょ」の前に、
「ゲームのしすぎになるかもって、心配だな」
「泣いててもわからないよ」の前に、
「どう助けてあげたらいいかわからなくて、ツラい」
その時に感じてる気持ちを、まずひとつ見つける。必ずしもそれを子どもに直接言うわけでもないんですが。
まずは心の中で、
「ああ、今私ってこんなこと感じてるんだ」
「この状況が不安だったんだ」
って気づくだけでもいい。
それが、言葉の前のワンクッションになるんです。
そのワンクッションがあると、
「もう出る時間って言ったでしょ!」が、
「ママ、今焦ってる。自分で靴を履くのを手伝ってほしい」
に近づくかもしれない。
「何回言ったらわかるの?」が、
「今は話を聞いてほしい。終わったらあなたの話も聞くね」
に変わるかもしれない。
すごく優しい言い方に
変えられなくてもいいんです。
責める言葉から、
説明する言葉に近づく。
追い詰める言葉から、
伝える言葉に近づく。
ここが大きいです。
その場でできなくても大丈夫
もちろん、いつもその場で自分の気持ちを見つけられるわけじゃない。
夕飯の支度と宿題と兄弟げんかが同時開催されてる日なんて、ワンクッションどころじゃなかったりします。(笑)
だけど、その場でできなくても大丈夫。
強く言ってしまったあとに、
「あの時、私は何を感じてたんだろう」
と振り返るだけでもいい。
そして、もし言えそうなら、
「さっきは怖い言い方になってごめんね」
「ママ、時間がなくて焦ってたんだ」
「大事なことを伝えたかったけど、責める言い方になっちゃった」
って後からでも伝えてみる。
怒ったことは消せなくても、 大切だよっていうことは何度でも伝え直せるんだと思うんです。
あなたがよく言う正論の奥にはどんな『気持ち』がありますか?
よかったらコメントで教えてください💐
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
感想やコメントなどいただけると、
とっても嬉しいです🌱




わー!まさにですね!!
魔法のワンクッションです🪄
それを知っているかどうかで親子だけじゃなく
色んな人とのコミュニケーションに役立つなと。
気遣いの文化も素敵ですが、近い人間関係にこそ使いたいなと思います🙋♀️
図星の矢が刺さりすぎて、ちょっと泣きそうです😅
今の気持ちに気づく。なんとかやってみます。