「宿題ちゃんとやったの?」
数時間前に「あとでやる」と言っていたけど、気づけば夕方。
なるべくさりげなーく聞いたつもりなのに、子どもは怪訝な顔をする。
「あとでやるってば」
その返事を聞いて、もっとザワっとする私の心。
「それ言ってからしばらくたつけど?」
「あとで、っていつなの?」
「夏休み、終わっちゃうよ?!」
「ちょっと、ちゃんと聞いてる?!」
以前の我が家でも、宿題に関してこんなふうにトゲトゲしたやりとりは何度もやっていて、その頃私はとってもモヤモヤしていました。
なんでこんなにイライラするんだろう。
どうして宿題がこんなに大問題になるんだろう。
そう思ってじっくり考えてみると、ひとつ気づいたことがありました。
それは、「ちゃんと宿題やりなさい」と何度も言ってしまうその奥には、心配な気持ちがあったこと。
その心配とは
このままずっと、やるべきことを後回しにする子になったらどうしよう。
ちゃんとした大人になれなかったらどうしよう。
今ここで私がきちんと言わなかったせいで、あとからこの子が困るんじゃないか。
つまり、焦ってたのは目の前の宿題に対してじゃなかったんですよね。
私は、翌日の提出期限どころか、そのさらにずっと先の未来まで想像して「この先、大丈夫だろうか」と不安になっていたんです。
振りかえってみると、親になってから、とにかく危険を回避することに注意を払ってきました。
コケてケガをしないか。
食べ物でのどを詰まらせないか。
道路に飛び出してひかれないか。
お友達とトラブルにならないか。
想定されるあらゆる危険を察知し、子どもを守る。
これを使命とし日々遂行するなかで、出産前よりもリスクマネジメント(とマルチタスク)に関しては、めちゃくちゃスキルアップした自信があります。
だけどそれと同時に、想像力(しかも最悪のケース)がめちゃくちゃ豊かになったんですね。そして、最悪のケースを想定した場合で考えをめぐらせはじめるので、時々心配が暴走しちゃうんです。
そしてこの宿題問題について改めて考えたときも、
これは、心配が暴走して口から出てるんだ!と気づきました。
つまり、私の中で問題を大きくしてたのは、私の豊かな想像力だったんです。
そんな話を夫に報告していた時に、さらに面白い気づきがありました。
「私さ、ものすっごい想像膨らませて勝手に心配してたみたい!」
「あるよね~。実際先のことなんて全然わからないでこれまで来たのにね(笑)」
と、言われたときにふと思ったんですね。
果たして、彼と出会った15年前の私は、今日という日を想像できただろうか。
できていない。
住んでいる家、子どもたちの顔、仕事。その間に経験した出会いや別れ。嬉しかったこと。悲しかったこと。乗り越えてきたこと。
ほとんどのことは、当時では予想もできなかった。
なんなら、昨日の私でさえも、今日がどんな一日になるかなんて、完全に予測はできなかった。
それなら、今の私が頭の中で想像している「この子の未来」も、数え切れない可能性の中の、ひとつの予想にすぎないんだと思えたんです。
さて、ここまでの話を聞いて「あー!自分もだー!ヤバい」って思った方。
もしいたら、ここで、めちゃくちゃ大切なポイントをお伝えします。
それは、不安になる気持ちを「考えすぎ」と無理に消す必要はないということ。
大切なのは、イライラを引き起こしているのが「目の前の出来事(宿題をしない子ども)」ではなくて「想像している未来(自分自身の不安)」だと気づけた、というところなんです。
ここに意識が向くと、会話のなかで相手に向ける言葉が少し柔らかくなったり、トゲがちょっと丸くなったりすることがあるんですね。
焦りや不安は、消さなくてもいい。ただ気づいてあげる。それだけで、親子の安心が育つ土台は、きちんと出来ていくんです。
あなたは、『まだ起きていないことを想像して心配してしまったこと』ありますか?
もしよかったらぜひコメントやメールへの返信で教えてください💐
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ありがとうございました!
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妻が、今まさにこの状態です。
子どもより先に妻に話をしました。
「不安なのは、この子のことを思っている証拠だね。
でも、まだ起きていない未来まで引き受けなくてもいいんじゃない」
そんな話をしました。
ここまりちゃん、おはよ〜🫶
イライラの相手が、目の前の子じゃなくて自分の想像だったっていうの、ドキッとしました。
旦那さんの一言で気づくくだりもいいなぁ。
気づいたあと、最初にかける言葉ってどう変わったか気になるー!!